波の正体

いつまでも過ちを許さないほど

ママの心は狭くは無いと思うの

でも、何だろう?

時々現れる波の正体って..

.

この胸の中の不安は

今のものなのか

過去のものなのか..

それとも

これから来るかもしれない

まだ見ぬものなのか...

.

遠くを見つめるパパの視線に

小さな波の音が聞こえてくる

.

明日はパパひとりで

函館に行くんだよね

誰かと一緒じゃないよね

子供の学校があるから

ママは一緒に行くとは言えない..

胸の中で

小さな波が震えてる

.

信じる心を

もう一度育て始めた

でも..

波がいつもそれを消してしまう

.

それでも、何度でも

育てる努力は惜しまないつもり

だけどなんだか戦っているように思えて..

見えない波と

今日も私は戦っているだって

.

.

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光り

傷の上に

今、かさぶたがあります

まだ薄いですが

私を守ってくれる

大切なかさぶた..

それを二度と

剥がすことはしない..

.

苦しいとき

もうだめだって

何度も思いました

.

許せるわけがない

一度失った信頼が

取り戻せるわけがない

夫がもうしないと言っても

それを信じることなど

私には出来ない

そうさせたのはパパでしょ!

.

あの真っ暗なトンネルの中で

息も出来ないほど苦しくて

押しつぶされそうに過ごす日々

.

夫に爪を立て

しがみつきながら責めていた

この気持ちをどうにかしてほしくて

ずっと泣き叫んでいた

.

でも、された人にとって

そう思ってしまうのは

ごく普通のことで

辛くて苦しくて相手を責めるのも

しかたのないことで

それを助けて欲しいと

涙で訴えることも

異常なことなんかじゃない

そうすることしか

出来ないのが

された人なのだと思う

.

でも、今改めて思うと..

きっと私は

夫のしてしまった過去よりも

そのことで

信じられない心が生み出す

これから もしかして

また起こるかもしれないという

勝手な想像におびえ

それを許せないって

思っていたのかもしれないと..

.

あの辛さを次にまた経験させられては

立ち直れないという

怖さが私を不安に落としいれ

それにもがいていたのかもしれない

.

だからわたしは

信じるられるものがほしかった

その心を取り戻すには

そのための約束が必要だった

.

夫の携帯とパソコンのメールを

同時に私のパソコンに転送されること

.

夫の不倫の始まりは携帯だった

便利なもののはずが

不倫を手伝い

家族を苦しめるものになっていた

.

今は携帯を出来る限り触らないこと

パソコンにかかる時間を

家族との団欒に使うこと

それを約束してくれました

そして、ママの傷が癒えるまで

ぎゅっと抱きしめること..

.

あのとき、

信頼は取り戻せないと思っていた

でも...

今また、夫を信じようと

思える私がここにいます

そして、もう一度

信じ始めています

.

もし、愛する気持ちがあり

もう一度あの頃に戻りたいと

強く思うのなら

隠される部分は取り除いてもらうこと

私の場合そうしてもらうことで

初めて小さな光りが

見えてきたような気がします

.

信じられるんだよ

信頼はちゃんと取り戻せるんだよ

.

出来ないなんて思っていたとき

とても苦しかった

もう戻れないんだって思っていたとき

夫を憎み

自ら 暗闇に嵌っていった

.

違う..

大丈夫じゃないなんて

思ってはいけなかった

大丈夫だって

思わなきゃいけなかった

.

責めても良い方向には行かなかった

それより

信じられる方法を

取り入れてもらうことの方が

私にはとても大切なことだった

.

昨日も夫は

私の横で眠ってくれた

もう懸命に背中を向ける夫ではなく

今は 自然な寝姿で

お互いが心も体も休めている

.

光りはそこにある

安心という約束さえあれば

自然と見えてくるものだと

私は思います

.

.

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真夜中の涙

夫の親に送ろうと思って書いた手紙

昨日夫に見せた

あの時のことを

あまり覚えていないんだよ!

パパってすぐ忘れるんだよ!

って面倒くさそうな顔で言ったから..

.

反省のない日々..

.

終わったんだから

もう忘れてくれたっていいんじゃないの?

そういう顔で私の顔を見てたから..

本当はパパには見せないつもりだったけど..

箱の底から出してきた

.

忘れてしまいたいのはこっちのセリフ

ママは今すぐにでも忘れたい

でも、パパは決して忘れないで!

忘れちゃいけないんだよ

家族を苦しめたことを..

.

眉間にシワを寄せ

クチをへの字にして手紙を読んでた

嫌々だったのか、

それともあのときの自分が

あまりにも酷くてそれを思い出したのか

私にはパパの心の中が

わからなかった..

.

速読のように

あっと言う間に読み終え

「これ書くの辛かった?」

と、聞きながら私に戻してた

.

辛かったもなにも、シニソウだった

シノウとも思った

辛かった?なんて聞かなくたって

わかるはず..

.

パパが携帯を触る姿さえ

ママの心は壊れそうになる

だからこの手紙を書いたときも

読み返したときも

ずっと泣きっぱなしだったし

心はボロボロだった

.

でも、書かなきゃいられなかった

パパを叱ってくれるパパのお父さんに

伝える仕草だけでも

私には必要だった...

だけど、あの時も今も

変わらず苦しいよ

.

昨日の夜中に思い出した

あの時、友達と行った旅行って

彼女とだったね

バカなママだよね

今頃思い出してさ

.

不倫発覚したとき

「付き合いは一ヶ月前からです」

って、パパは問いただされる前に

そう言ったけど

それは少しでも罪を軽くしようとして

ついた嘘だよね

聞かれる前に答えるって

今思えば 変だもの..

本当は去年から続いてたんだよね

あの時の旅は

今思えばやっぱり不自然だったもの

.

あまりにも信じ過ぎて

自分が阿呆に見える

信じる者は救われるなんて

違うよね

疑った者は救われる..だよ

.

思い出した瞬間

胸が苦しくなった

だからパパの横では眠れなくて

枕を抱えて居間に行ったんだよ

隣の部屋で高鼾のパパのドアに

靴下丸めてぶつけてやった

パパは無意識に返事してたけど

ママはそれからずっと

声を殺して泣いていたんだよ

.

悔しいけどママには

そんなことしか出来ないんだよ

きっと..ずっとだよ..

.

.

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信じる心が失われて

本当は

感謝しながら生きていたい

疑わず

いつも信じて生きていたい

.

笑顔で毎日を暮らしたいよ

我が家はそんな家庭だったはず

パパの携帯依存症には

ほとほと困っていたけど

あの時はいつもの

男友達とのメールだって言ってたし

パソコンにしても

ちょっとエッチなものでも

覗いているんだろうって思ってた

妻として焼もち焼くのは普通だから、

それがたまに

鬼の顔になっていたとしても

妻なんだから

珍しくも無い表情だったと思うよ

でも、すぐ笑ってたし

パパにいつも優しくしてた

.

でも今、家族なのに..

笑顔で暮らせないなんて

そんな生活、苦しいし 悲しいよ..

.

誰もが願っている

笑顔で暮らすこと

少なくとも

ママと子供は

笑っていたいんだよ

憎むなんて

憎まれるなんて..

時間が勿体無いよ

.

何故そんな道

選ぶんだろう?

何故家族を裏切ることって

出来るんだろう?

.

今日も私はパパを疑い

携帯のメールを

パソコンでチェックしている

でも、i.モードnetを

通らない方法があるってことがわかった

.

彼女から送られてきたメールは

私の厳しい目を通ることなく

パパに届く..

そんな方法があった

.

これもなんの証拠もなくて

ただ私の疑う心が

今日も作動しているだけなんだけど

こういうのって

神経が磨り減ってしまうんだよ

.

もし

本当は何もやましいことがなくて

あの時からきっぱりと切れているのなら

暗闇で携帯をいじるのはやめてほしい

その姿って

疑ってくださいって

言っているようなものだよ

.

ママも子供も

まだ嫌なんだよ

これからだって嫌なんだよ

携帯いじっているパパを見るって

.

こんなに相手の気持ちが

わからない人とは思わなかったよ

.

.

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気づかせたくて

パパはママが信じていないことに

不満を抱えているんだね

携帯で自由にメール出来ないことに

ちょっと腹立たしさを感じているんだね

内容をママに

全て見られる可能性があるから

友達とも思うようにメール出来なくて..

だからちょっと意地悪したくなるんだね

.

パパに聞いてみた

もうひとつ携帯持ってない?

パパ、「持ってないよ」って

ママの目を見る事なく答えてた

「そんなこと思いつかなかったよ」

.

パパの返事って

いつもなんだか笑っちゃうよ

.

毎日くだらないことを

友達とメールしていた

あんなに毎日していた友達からも

メールが来なくなった

だからもうひとつ別にって

ママは勘ぐっていた

.

職場はパパにとって

とても安全な場所

ママに引き出しを調べられることもなく

鍵があるから誰にも見られる心配もなく

パソコンだってパパ専用だから

もし携帯が無くなって

そっちのメールで連絡がつく

だから土曜日に職場へ急ぐんだね

だから日曜日にちょっとだけ

職場に顔を出すんだね

.

仕事って言われると

ママは

「行ってらっしゃい」

しか言えないんだよ

.

全て疑ってしまうのは

ママの妄想ではないと思うよ

パパがそうさせているんだよ

.

最近パパは毎朝ママに聞くよね

「パパ、昨日イビキかいてた?」

その度に

「怪獣のようだった」

って答えるようにしている

.

そんなにひどいイビキじゃないけど

そう言っておくほうが

新しい愛の巣に行きづらいでしょ

だって、彼女の前では

カッコイイ男を演じていたんだから...

寝ている姿が怪獣だったら

ちょっと考えてしまうでしょ

.

怪獣のようだったし

自分のイビキに返事してたし

鼻ほじってたし

オナラしてたし

うるさくて臭かったけど

ママはちっとも苦じゃないよ

.

パパ、頭掻いて苦笑いしてた

.

こんな寝ている姿を

見られたくないって思わせて

じゃ~諦めるかぁ....

って思ってくれたら

ママの勝ち!

.

小さなことからコツコツと

.

ママ、パパの心を取り戻すよ

やってしまったことを責めるのは

もうお終いにするよ

これからは

しっかり諦めさせること

夢から覚めて

誰かに言われるんじゃなく

自分から

あの時を振り返って

反省する日を待つこと

.

昨日、ちょっとだけ

ママに優しかった

.

もしかして

「人間扱いして」

って言った言葉で

少しは我に帰った?

.

人って傷つくんだよ

ほんのひとつの態度だけでも

傷ってついてしまうんだよ

.

ママはいつまでも待っているよ

パパが気づいてくれるまで..

.

.

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号泣

昨日子供の前で号泣してしまった

あなたの母なのに..親なのに..

ごめんね

.

ずっと自分を抑えてた

言葉にすることが出来なくて

心の中が疲れてしまって

別の内臓にも迷惑をかけて

胃も腸もなんだか小さくなって

.

いくら事情を知っているとはいえ

子供だって

もう忘れてしまいたいだろうし

だからあまり言えないでいた

でも..心が危ない

ママの心、危なくてさ

言えなくて、苦しくて

涙を抑えること出来なくて

とうとう息子に

「話してごらん」って言わせてしまった

.

何をどう話せばいいんだろう?

口ごもる母に

「いいから言ってごらん」っと..

.

耳にいつまでも残る

彼女の声..

あの時、どうしても終わらせたかったから

電話を掛けた

ほんのひと言の《もしもし》が

耳から離れてくれない

そのこと..

私にとって

小さなことじゃなくなっていた

.

「ママ..相手の人に電話かけたことあるよ」

.

「そうだと思ったよ」

と息子が答えた

.

パパね

もう会わないって言ったのに会ってた

だから...掛けたの

.

知ってたよ会っていたこと

あの日、夜中にパパとママの話し、

聞こえていたよ

でも、ボクが出て行ったら

話しがややこしくなると思った

ママを困らせると思って..

だから黙ってた

.

息子は知っていた

.

もう二度と会わないって言ったのに

何故会う必要があったの!

.

あの時の会話を

ドアの向こうで聞いていた

だから時々

「父親とは思わない」

ってくちにすることがあったんだ

.

息子が

そろそろおじいちゃんに言いなよ

絶対にママには悪いようにしないと思うよ

だっておかしいよパパのしたこと

誰が聞いたって

間違っているんだから

それって罪だし

償う必要あるんじゃないの?

だからそろそろ言いなよ

.

そんな言葉に

私は母親を忘れて

息子にすがって泣いてしまった

.

背中をずっとさすってくれた

その優しさに号泣した

.

.

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心の叫び

今、どうしたいんだろう?

自分の気持ちが

わからなくなる時がある

.

夫を愛してる だから

ずっと一緒に仲良く暮らしたい

以前のように

笑顔で将来を語って生きたい

.

でも、これって難しいよ

愛してることにウソはなく

ずっと暮らすことに不満はなく

最後まで共に生きるって

再度誓った

.

なのに

それが難しいと思ってしまう

.

ひとつの部屋の中で

まだ距離を感じてる

真正面から笑顔を見せられないでいる

(´_ゝ`)ふっ..と微笑むのが精一杯で

お腹の底から笑えない

.

夫は平日自宅で夕食も食べるし

休みも家族と過ごす

今は不倫をしている様子もない

でも...

疑ってしまう

もしかして...

見えないところで..って

.

あの頃、ちっともわからなかった

毎日残業で大変だと思うだけで

飲めないのに

急に飲み会が多くなって可愛そうと思うだけで

休日出勤が増えて体の心配してても

まさか、不倫しているだなんて

思いもしなかった

.

今思えばとても不自然だって思うけど

それをまったく感じないほど信じていた

それにママ...

ずっとパパの心の中を

大切に見守ってきたつもり..

だからママを裏切るなんてこと

するはずないと思ってた

.

夫は10年前から

心療内科に通っている

中間管理職という立場と

仕事のプレッシャーから

夫の心は悲鳴をあげていた

.

仕事が辛い..

突然言われたときは戸惑った

6歳の子供と

子育てしながら

無理の無い時間帯で働くわたし

そんな私ひとりのお給料では

とてもやっていけなかった

.

すぐに私は心療内科を探した

夫が気兼ねなく通えるような

優しい香りのする場所

最初私だけ訪ね

次に二人で行った

.

病院らしくなく

待合室には小さな模型の列車が

細い線路を静かに走っていた

.

間もなく夫は

自分から両親に連絡した

今の心の状態を詳しく

心療内科に通い始めたことも

もしかしたら

仕事を続けられないかもしれないという

最悪のことまで相談した

.

夫の両親も私たちと一緒に考えてくれた

どうしたら一番いいのだろう?って

.

夫の異動

とにかく今の部署から

離してあげたい..

.

上司の厳しさは半端じゃなかった

本省から威勢よくやってきた単身赴任者

無理な条件を突きつけることに

生き甲斐を感じていた

その場所から..夫を..

.

私は夫に内緒で

勤めていたときの元上司に相談した

今の現状をそのまま..

.

予定ではあと一年

動かないはずだった

でも、元上司の力で

夫は異動した

ギリギリ心が間に合った

.

どんなときも

支えていくのが私の役目

ずっと見守り そっと支えて

生きてきたつもりだった

.

私も支えてもらった

20年間ずっと..

それはお互いさまだった

.

だけど、そんな深い信頼でも

消えるんだね

そんなひとつのことで

消えてしまうものなんだね

.

知り合ったばかりの

若い女性に

心って奪われるものなんだね

.

今の夫には

そんな心の弱い部分は見えない

もしかして 完治したの?

治した人って..彼女なの?

そうだとしたら

お礼言わなくちゃいけないかなぁ

.

そんなことを考えると

何もかも

わからなくなる

.

パパ

今のママの心はギリギリだよ

でも..気づいてくれないよね

だって、パパはまだ

こっち向いていないもの

.

.

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わたしの心は傷だらけ

不倫した人って殆どが

これを過ぎたことにしてしまうらしい

だからそれに触れないし

触れて欲しくないって強く思う

.

もう謝ったんだから

それで良いという気持ちでいる

だから

それに触れられると

怒り出す

.

不倫された人は

言いたいことも 

聞きたいことも沢山ある

あの頃に戻りたいから

あなたの今の

本当の心の中が

知りたいから..

目をそらさずに

ちゃんと聞いてほしい

でも

真っ直ぐこっちを向いてくれないから

言いたいことの

抑えていた部分まで

言っちゃうんだよ

.

わかってるよ

いつまでも愚痴っていたら

解決しないってことくらい

でも、ただ愚痴っているわけじゃないよ

あてつけに泣いているわけじゃないよ

ママは不安なんだよ

パパの愛がいつまでも

感じられないから...

.

なにさ!

パパは現に今、

ママのところに居るんだから

それでいいでしょ

.

そんな言葉で

締めくくられる

.

それでいいでしょって..

だからママはいつまでも

心が治らないんだよ

.

パパはいつも隣に寝ているね

でも必死に背中を向けて寝ているね

昨日一度だけ寝返りでこっち向いたよ

そのときにチュってしてやった

パパの口元ピクピクしてたわ

可愛いね..

.

ママはこんなに愛しているよ

あのとき、子供がいるから

別れないって言ったんじゃないよ

ママにはパパが必要だから

別れないって言ったんだよ

.

ママ..

結婚してから

パパに片思いするとは

思わなかったよ

とっても辛いよ

ここに居るのに

愛されていないってことは..

.

.

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ママが泣くとき

昨日は弱かった..

ちょっとのことで涙が出てしまった

暗い洗面台のところで

ひっそりと泣いていたら

後ろから子供がおどかそうと

そーっと忍び寄ってた

.

何っ..ママ泣いてるの?

またパパに何か言われた?

.

何も言われてない..

パソコンばかりしていて

何も言ってくれないの

だから寂しくなったの

.

じゃ~ママが話しかけなよ

パソコンしないで話ししようっていいなよ!

.

そう言って私の両手を引っ張って

パパの所へ連れて行った

.

これって甘え?

ママの甘えかなぁ

そうかもしれない

甘えているのかもしれない

だけど、妻が夫に甘えるは普通だよ

.

子供が母親に叱られたとき

ぎゅっとしてほしくて泣いている

抱っこして欲しくて

足元で潤んだ瞳で

母親の目を見つめてる..

そんなとき

思いっ切り抱きしめてあげるよね

それと同じ気持ちなんだよ

ママはパパに

ぎゅってしてほしいだけなんだよ

.

だけど、ママは

悪いことしていないよ

していないママが

弱くなって泣いている

何故?...

何故こんなに弱いのかなぁ..

.

嫉妬心..そして

不安から絶望に変る

今は、自分ひとりの中で

もがき苦しんでしまう

.

そんなことも知らずか

夫はパコパコと

パソコンに微笑んでいる

.

仕方が無いから

お風呂に入った

馬鹿だな~あたし..

.

夫だけが

何も無かったかのように

生活している

ママの情緒不安定を

単なる更年期だと思っている

.

くっそー..(ーー;)

へそくり始めちゃおうかなぁ...

.

.

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約束したけど

パパを父親だと思っていない

ボクの親なら不倫なんかしない

ボクの親なら..

.

息子は時々それをクチにする

でも、私が困った顔をすると

「わかってるよ..ごめん..」

.

ママにはわかるよ

そう言いたくなる気持ちって

ママだって、何を言っても許されるなら

言いたいことが沢山あるもの

でも、ママ..

今はパパに言わないよ

.

夫婦も探り合うことがある

今、ママは

そっとパパの様子を見ている

もしかして パパも

ママの様子を

見ているのかもしれないけど..

.

夫婦でも

言えないことって沢山あるよ

本当はおかしいよね

言いたいことはちゃんと言おうって

いつか約束したはずだけど..

仲良かったときは

そう思ったんだよね

こんなことになるなんて

思わなかったからさ

隠し事も ウソも

付かない約束..

そして浮気もしないって約束..

.

約束したって 指きりしたって

破られるんだね

意味なかったね

.

こんな話をするようになった

息子と..

.

私も小さな時から指きりしてた

父とも..母とも..姉達とも

友達と そして

20年前から夫と..

.

子供が生まれて

おしゃべりが出来て

いろんな約束を

小さな指に絡ませ

守ってきた

.

中には

守れないものも沢山あったと思う

でも、どうしても守らなくてはいけないことがある

それは

人の心をボロボロにしないこと

.

いつまでも苦しいんだよね

それ、わかってるのかな?

それに、この行為って

時間を大幅に無駄にするんだよ

.

こんなことで頭の中が

いっぱいになっちゃうんだよ

本当は色々なことしたいんだよ

絵も描きたいし

本だって読みたい

楽しい計画だって立てたい

こんな行為が無かったら

夢が膨らんでいくんだよ

でも、その夢が

今は膨らんでいかないんだよ

それの責任って

何も感じてないよね

気付いてもいないよね

.

ママが何を言っても許されるなら

本当はこれが言いたい

でも、言わない

だって..

「じゃ、やればいいしょ」

って言われるだけだから..

.

そんなこと簡単なこと

そう思っているパパには

今、これを言っても意味がない

.

だからママは

今、様子を伺っているの

.

今後、言えるチャンスが

あるか無いかわからないけど

子供が成長している間は

静かな波でありたい

.

.

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ずっとこのままですか

シヌなんてこと考えないでよ

別れるなんてことしないでよ

.

私の泣き顔を

息子が心配そうにのぞき込み

そう言った

.

時々襲われる

いたたまれない気持ち

.

パパのほんの少しの仕草で

不安と悲しみに包まれてしまう

.

あのときの

あの言葉が..

あの態度が..

今のことじゃないのに..

.

いつもパパは先に寝る

昨日も同じく先に寝ただけなのに...

なんだろう?

このどうしようもない気持ちって..

.

少し前は大丈夫って思ってた

きっともう私は大丈夫って..

.

パパ...

気づかないよね

ママのこと..

だめかもしれないと思っている

ママのこと

.

今、立ち止まっている

思うように呼吸ができない

優しさを求めたら

壊れてしまいそうで

言葉が出てこない

.

治り方も

諦め方も

やっぱりママには

わからない

.

ママが

さよならって言ったら

パパから

どんな言葉が返ってくるの?

.

ドアの向こうに

女性が待っているような

その言葉を

息を潜めて

聞いているような..

そんな気がする

.

.

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あの日を振り返る

あのことが発覚してから

3ヶ月半が過ぎた

.

泣きながら綴ってきた最初のブログを

読み返してみた

一日目二日目三日目四日目

真夜中の零時から

翌日の朝までのことが

この四日に分けて書かれてある

.

しばらくは辛すぎて

読み返すことが出来なかった

でも、今はあの時の自分を

見つめることが出来る

.

まだ夫の言葉に心が痛いけど

まだ信じる心は戻って来ないけど

そのことで泣き崩れることはなくなった

.

時間と諦めと

何度も思い出し

傷ついてきたことの慣れ...

きっとこの三つが揃って

わたしは今

落ち着いているだと思う

.

でも、もう戻れない

やわらかな木漏れ日の下を

仲良く歩いたあの頃には...

.

だけど夫はきっと違うと思う

裏切られた記憶がないから

妻を信じている

.

過去のことだし

人生いろいろだし..

きっとそんな簡単な気持ちに

変換したのだと思う..

そしてさっさと自分の過ちを

リセットしてしまった

.

本当はまだ

ちゃんと謝ってくれていない

だけど

言葉なんていらない

何度も嘘をつかれてきたんだもの

「二度と会わない」と言ったあとに

また会っていたんだもの

だから言葉じゃなく

あの頃の家族に優しかった

パパの本当の心を感じさせてほしい

記憶は消せないけど

信じる心を取り戻させてほしい

.

今、ママは

パパの携帯の着信記録を見ている

これを設定するときに

私は「パパには携帯は危険」

と言った

それに対してパパは

「これからはママに見守られてる」

って答えてた

.

見守られているからじゃなく

家族を苦しめてしまったことを

ちゃんと思い出し

二度と同じ過ちを

繰り返してはいけないという

気持ちを持っていてほしい

.

頭の中も心の中も

清らかな空間でありたい

夫婦って 本来は

そんな心地よいものだと思う

疑わず 微笑あう

だから二度と...

しないでほしい

.

私が不安なのは..

もう一度裏切られること

多分この気持ちは

ずっと抱えて生きていくのだと思う

.

.

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もしかして...

時々じっと夫の顔を見てしまう

本当にあのとき..

あれはパパだったの?

20年間は短すぎた?

あっと言う間の付き合いだった?

.

簡単に別れる気持ちになれるって

私には理解できないと思ったから

あのときの夫は

本当の夫じゃなかったのかもって..

.

二重人格もしくは多重人格

.

今、そういう人が増えていると聞いた

今の状況から抜け出たい

出来れば今の自分を隠してしまいたい

それを守って欲しくて

何処かにすがって

何かで誤魔化して...

奥へ奥へと身を潜めてしまう..

.

そして現れたもう一人の自分

そのもう一人が不倫したこと...

自分なのにあの期間だけは別の人..

自分らしくないとか

あの時はどうかしてたとか..

.

もしかして、あのときのパパは

パパじゃなかった

そう思える方が

少しは楽になれるのかもって思いながら

昨日は見つめていたよ

.

考えを変えるって

あとはこんなことしか残っていない

.

今日も心の試行錯誤が続いています

.

.

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ひとり言

献立を考えるとき 

買出しをするとき

家族の笑顔を浮かべてる

健康を一番に考えるから

栄養のバランスを意識するし

新しいメニューだって増えていく

家族が私を頼りにしてくれるから...

.

あの日、初めてだった

買出しが思うように出来ないという経験

いつものように

カートの上にカゴを乗せ

野菜コーナーから回る

でも、頭の中に何も浮かばない

家族の笑顔が浮かばないから

献立も浮かばない

.

何を手にとっても涙が溢れた

頼りにされないって

これほど辛いものはないと思った

.

自分の健康も

守りたい人がいるから

大切にしようと思える

年に一度の検診も

忘れずにちゃんと受ける

.

去年、乳癌で再検査をした

疑いではなく

これは間違いないでしょうと..

あの時、大変なことになったと

慌てて後日精密検査を受けた

ちゃんとした結果が出るまで

家族には内緒にしてた

.

結果、悪性ではなく ほっとした

家族に悲しい想いをさせずに済んだと

あの日の夕食にご馳走が並んだ

.

今、そう思えない

自分の健康への意識は

あの日から消えてしまった

.

いつか子供は巣立っていく

親の力が無くても

生活が出来るようになる

私のやるべきことは

それを見届けること

その時まで生きていられたらいいと

今は思っている

.

夫は以前と変らなく接してくる

わたしも変らず接している

でも、何処かで何かが違っている

.

私にはどうしても

その向こうの道が見えない

.

心の中の

誰にも言えない

小さな囁き

.

私はやっぱり弱虫だって思う

.

.

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まずは あなたから

何もなかった時に戻りたい..

信じていた頃に戻りたい..

切なさに涙が溢れる

.

パパを信じてあげたいよ

そう いつも思っているよ

でもね、これは簡単なことじゃないの

信じる努力って 

信じたい人だけがするのではなく

信じて欲しい人の真実な気持ちが

相手に伝わったときに

初めて成立するもの

それがちゃんと伝わったとき

ここからがママの努力だと思うの

.

まだ信じてくれない

ってパパは言うけど

信じられない方も

とても辛いってことを

どうかわかってください

.

子供が部屋から慌てて出てきた

ごめんね

来週からテストが始まるっていうのに

でも、喧嘩しているわけではないの

心の中の闘いなの

でも争いではないよ

良くしようという それだけが目的なの

.

多分 それぞれが

自分の心と闘っているのだと思う

この闘いの終わる日が

一日も早く来ますように

家族の本当の笑みが

一日も早く訪れますように

.

あのとき崩れてから

ほんとうはまだ一個も重なっていないと思う

まずはパパが積んでくれなくては

私の番が来ないよ

ひとりで積んでって言わないから

まずはひとつ目をお願いね

.

でも この先 

また崩れるかもしれない

だけど何度だってやり直せるんだよ

あたながいて わたしがいる限り

どちらかがその場から立ち去らない限り

何度だってやり直せる

.

子供が心配しているよ

ほら 後ろを気にしながら勉強しているよ

親が子供の成長を妨げてどうするの

わたしたちのやるべきことは

ひとつじゃないってこと

横へ逃げるんじゃなくって

一緒に前に進もうよ

.

.

.

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親として

自分の未熟さを実感するたびに

私ってまだ子供だって思うことがある

こう考えると、大人と子供の境界線がわからない

.

大人は子供を叱る

それは教育の一環としてって言うけど

そうじゃないことの方が多いと思う

『感情』

むき出しにする

それが喜びであったり

悲しみであったり

怒りであったり

時には自分の中で自然に発した言葉が

子供を傷つけることもある

.

昔、こんな言葉を教えてくれた人がいた

.

もし子供が批判ばかり受けて育ったなら

誰にでも非難をするようになり

褒められて育ったなら

感謝することを覚える

.

批判ばかり言って育てるより

褒めて育てる方がいいって

誰でもわかっている

なのに感情を露にする大人は

それを忘れてしまう

.

不倫をする親は

誤魔化すことと 隠すことばかりを考え

見つかりそうになると

嘘と怒りでねじ伏せる

そんな親に子供が褒められても

嘘の塊だから感謝する心は育たない

.

親なんだから

ちゃんと子供の心を

真正面から見られるような

強くて美しい心でいてほしい

.

.

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不倫を分析

昨日、長年不倫を続けてきたY子に会った

いつも会うたびに私からの言葉は

「真面目に主婦してた?」

これに返ってくる言葉は

「ん~~して......た」

.

私がY子にいう真面目って、

いつも家に居て

ちゃんとお掃除して

美味しいお料理を作ることではなく

不倫をしていなかったかい?ってこと

.

「好きな人はいるけど付き合ってない

だから私は偉いでしょ」

そうくちにするY子に

「付き合うのが異常であって偉いわけじゃないからね」

って言った

芸能人だったら何の問題もないけど

よその旦那さんを好きになるなんて問題だからね

それを言葉にして寄り添っていくのは

大問題だからね

.

昨日はいつもより彼女に色々と質問してみた

不倫する人を分析してみたくなった

以前は、してしまったことを反省させ

別れなさいとばかり言ってきたけど

昨日の私は違ってた

.

出会うときのキッカケを話してみて

そう言うと

彼女は嬉しそうに答えだした

バイト先の店長の場合は..

喫茶店のマスターの場合は..

どれもこれも男性からのひと言に

彼女は絡み付いている

.

バイト先の店長に

この後どこかに寄ってくの?

と聞かれたときに

「どうしようかな~?」と答えている

ここで男性はきっと思うのだろう

この女は落とせる!

.

喫茶店のマスターの場合

狭い店内で声が届く距離に

Y子が一人で座っていた

届いたメールを読んでいた彼女に

マスターは声をかけたらしい

「好きな人からのメールですか?」

そのとき彼女の返事は

「え~どうかなぁ~そうかな~」

.

それぞれの彼女の答え方には

続きを求める気持ちが見える

.

その答え方を変えないと

次にまた男達は寄ってくるよ!

Y子には隙がありすぎるよ

ね~不倫をしていて罪悪感はないの?

.

ここで彼女は言うのでした

私が狂ってしまったキッカケは

一番最初に出会った夫の部下なの

あのときは罪悪感があった

でも二度目からは無くなってしまったの

.

これを聞いて

今まで彼女に面と向かって言ったことはなかったけど

きのうははっきりと伝えた

Y子は壊れているよ

一番最初にそうなったときに壊れたんじゃないよ

壊れているからそうなったんだよ!

人のせいにしているから

罪悪感を感じることが出来ないんじゃない?

もし、自分の息子達のお嫁さんが

Y子のような人だったらどうする?

.

彼女はうつむき

「それはすごく嫌だ」って答えた

.

嫌だよね

嫌なもんだよ

不倫されるって

Y子のご主人だって子供達だって

妻が..母が..こんなことをしているって知ったら

すごく傷つきずっと苦しみ 悩み続けていくんだよ

だから今から二度としないと自分に誓って!

.

いつも叱って~と連絡してくるY子に

今までは反省している姿が見られなかったけど

昨日のY子は深く考え、いつもと違ってみえた

.

別れ間際に彼女は言っていた

「そうだよね、子供達のことを考えると..そうだよね」

そうだよね..

そうなんだよね..

.

信じてるよ Y子のこと

きっと彼女が変ってくれると信じている

そう思ったとき

夫のことも同じく信じてあげようと思った

.

不倫される人は

傷ついて もがき苦しむ

でも不倫していた人もきっと苦しんでいるんだと思った

自分でしたことだけど

自分で撒いた種だけど

それを根こそぎ刈り取るまで

もしかして刈り取ったあとも

すごく苦しいのかもしれない

その苦しみを感じる方が

きっと二度としないような気がする

.

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生き甲斐

夫の不倫を知る前は

笑顔で将来を語っていた

いつかエジプトに行きたいね

その前に四国にする?

それとも九州がいい?

でも沖縄にも行きたいな

潮風にあたり、海をずっと眺めていたい

パパと一緒だったらママは何処でもいいよ

...

退職したら何処に住む?

暖かい南がいいね

それまでちゃんと貯金も貯めなくちゃ

...

この会話はあれから一度もしていない

もう私の中で許しているのに

今は将来の話を笑顔で語れない

一度は別れを迫られた私

パパから「きっと一緒にいても楽しくないよ」

その言葉が

心の傷となって残っている

きっとずっと消えないのかも...

.

言葉...時には凶器になる

形が無いから 抜くことができない

消すこともできない

.

茜さんの記事が新聞に載るたびに

考えさせられ、助けられる

でも、今日の記事を読んで改めて感じた

私の生き甲斐が消えてしまったこと

【4月19日 北海道新聞 夕刊】

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これからは

した側とされた側

そうくちにすることで

夫を非難し自分を哀れんでいた

裏切られた悲しみと苦しみを

怒りと涙で毎日攻撃する 

それも朝から...

昨日もそうだった

大切な出張があるから

本当は笑顔で送り出さなくてはいけないのに

出掛けまで夫は私の怒りを受けていた

ドアが閉まるまで...

そして私はその場に泣き崩れる

その気持ちのやり場がどこにもなくて

そのままパソコンの前へ...

今の気持ちと今までの気持ち

これからの苦しみが暗闇に吸い込まれる

今の私の姿は何よりも醜い

以前、夫の父と母は不倫を非難していた

母の妹がそのことで苦しんでいたから

最低で許せない行為だと...

そんな父と母のひとり息子もそうしたのよ

今、近くにいたらきっとわたしは伝えていたと思う

何度か手紙を書いた 夫の両親に

携帯のこと その内容の一部

パパの不倫を最初に息子が見つけてしまったこと

別れてほしいと言われたこと

夫から受ける冷たい視線と言葉

そしてまた約束を破ったこと

何度も書き直し

何度も破り捨て

半日かかって封筒に入れ糊付けをした

宛名も書き、金曜日の午後に出そうと

私のバックへ

手紙を書いたあと

しばらくぼーっとしていた

悲しみと憎しみがわたしを疲れさせていた

夕食の買い物にも行けず

膝を抱えて音の無い部屋で

ずっと動けなくなっていた

気がつくと部屋の中は真っ暗

電気をつけてキッチンに立つ

どんな状態でも食事は作らなくてはいけない

子供のため..そして憎くても夫のために

..

夕食を作っている途中で子供が学校から帰ってきた

胸に抱えているのは今日の朝刊と夕刊..

いつもはこんな時間になると新聞は開かない

でも夕刊をめくる

ひとつの記事が私の目に止まった

がんと闘うママ(茜さん)のことが書かれてあった

お腹に16週目に入った胎児を宿したのは二年前

彼女はそのとき医師から命の選択を迫られていた

茜さんのお母さんはすすり泣き

お父さんは娘を助けたいと願う

でも、ママになろうとしている茜さんの選択したものは

自分ではなく 新しい命だった

_________________________________________________

父が私を助けたいと思う気持ちを

私はおなかの子に抱いている。

だから生ませてください。

________________________________________________

その子は無事に生まれて

この四月に一歳半になった

現在、茜さんは両方の肺に腫瘍がある

余命半年ですか?三ヶ月ですか?

それを医師から否定されない末期がん

今、未来の息子に伝えたいことを日記に書き綴っている

..

同じく日記に綴っている私って...

あまりにも自分が小さく醜く

恥ずべきことだと顔が赤くなった

自分は何をしているの?

不倫という夫の裏切りは許せないけど

いつまでもそれを責め続けることがいいこと?

わたしも16年前にママになった

腕に抱いたこの子を大切に育てようと

誕生からずっと子供の成長を日記に記していた

思い出した 

あのときの幸せから

夫のことを知るまで

私もしあわせだった

この記事は私に大切なことを気付かせてくれた

もう夫を責めるのはやめよう

夫の両親に手紙を出すこともやめよう

そして我が家を楽しかったときに戻そう

その努力を今日からしていこう

茜さん、気付かせてくれてありがとうございました

【4月16日 北海道新聞 夕刊】

Kizi1

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疑う自分が嫌い

また責めてしまった

ただ知りたかったの

パパがしたことを後悔しているかどうかって...

私の聞き方が悪かった

不倫をして良かったと思ってる?

そう聞いてしまったから...

いつもここで夫は面倒くさい顔をする

もう終わったことだし

ママはいつまでも言うってそっぽを向く

違うよ そうじゃないよ

ママはパパにちゃんとこっちを向いてほしいだけなの

でも、パパに何度も嘘をつかれたから

信じるのに今はとても時間がかかるの

本当は信じてあげたいけど

パパが信じさせてくれないまま

話をはぐらかせてばかりいるからよ

夫にとってはもう過去のこと

別れたときに

もうリセットしたみたい

でも わたしはどうしたらいいの?

この苦しさを

した側にはわかってもらえないの?

パパは「じゃ~どう言ってほしいのか言って!」

半分怒って私に尋ねた

そうじゃない そうじゃないのに...

パパが面倒くさそうに言った

「あれはなりゆきだった 出来心だった」

そう言えばいいのかい?

そして最後に...

「考えとく」

ここでひとつわかったわ

人の心の痛みを知らないから

パパは不倫をしたのね

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本当は信じたい

夫を信じてきた

知り合ってからずっと

疑うことなど一度もなかった

信じるとか信じないとか

そんなことも考えたことなかった

だけど、今、私の心のなかで

「信じられない...」が渦をまく

この渦から抜け出したい

本当はもう一度信じたい

何度裏切られても

それでも信じてあげられる

強い心になりたい

時々自分に言い聞かせる

また裏切られたって

帰ってきてくれるなら

ずっと一緒に暮らせるならそれでいいじゃない

でも、一番近くにいる人を信じられないままで

わたしは生きていけるのかな?

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心にサビオ

あれから一ヶ月半が過ぎようとしている

私の心が徐々に落ち着いてきたのだろうか

パパの車に乗るとき

以前はいつも後ろに座ってた

でも、今は意識して助手席に座るようにしている

ほんの小さなことだけど

私はいつもあなたの隣にいるって思ってもらえるように

これに意味があるかどうかわからないけど

でも、もう一度あの頃に少しでも戻りたいから...

今朝、また涙が止まらなくなった

あの時の辛い出来事が昨日のように思い出される

そのことに押しつぶされそうになり

その場から逃げたくなる

不倫をする側は

きっともう過去のことだと思うのでしょうね

でもその衝撃を受けたものの苦しみは

なかなか消えてはくれないのよ

どれだけの苦しみかは

言葉では言い表せなくて

ただそれを少しでも和らげてくれるのは

パパがちゃんと私と向き合い

温かな心で包んでくれるしかないのです

昔、心が痛んだことがあった

あのときに教えてもらったのが

一番苦しい部分にサビオを貼ること...

あの時ちょっとだけ楽になったことを思い出した

だから今貼っている

あと一ヶ月...

北国の桜が咲くころまでに

治るといいな~

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夫は携帯電話依存症

メール...そんなにしないで!

パソコンが終わったと思えば

ソファの上に寝転がってメールをしている

まだ私の心が癒えていないのに...

誰としているの?

疑うことしか出来なくなってしまった私が

突然怒り出した

でも本当は突然なんかじゃないよ

ずっと心の中で怒っていたもの

「もういい加減メールやめて!」

横にいた子供も「パパもうやめな!」

楽しい会話に花が咲いていたあの頃と

まったく変ってしまった私たち

父親の仮面が剥がれてしまったあの日から

私は携帯が嫌いになった

夫が触っているだけでもドキドキする

せっかく家族が一緒に居るのに

話しかけられない状態を作ってほしくないのに...

次に夫は「出かける」と言い出した

私たちが厳しいことを言うから

スタバでコーヒーを飲んでくるって...

そうじゃないってことがわかってもらえない

家族と一緒にいられる時間はゆっくり話しがしたい

話さなくてもみんなで同じテレビを観て楽しみたい

そう言いたいのに

夫は「メールそんなにしていないよ」

そして付け加えた言葉が

「じゃ~ママもパパにもうメールするな」

............................................. えっ...そんなことって..

昨日パパのアドレスを削除した

子供が実家に遊びに行って留守なので

私は手紙をテーブルに置き

家を出た

行くところなんてないけれど

ひとりでパパの帰りを待っているのが辛くなった

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強くなりたい

不安が消えてくれない

心から笑えなくて

息を大きく吸えなくて

それでも笑顔を作っているけれど

本当は泣いてすがりたい

でも...今 受け止めてくれる気持ちが見当たらない

パパはやっぱりここにいないのかな?

それでもいいって思うようにしようと

無理して今日も「いってらっしゃい」って言ったけど

ドアを閉めたあとに涙が流れる

強くなれる良い方法はない?

もう疲れちゃった

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終わらせよう

ひとりでゆっくり考えてみるのがいいのでしょうか
それとももう何も考えずに
前向きに生きていくのがいいのでしょうか...

めそめそ泣いたり強く責めたりが交互につづく..
ちゃんと謝ることも反省もしてもらえない夫に
私は諦めることしか残されていないのかもしれない

今は関係がささくれ立っている
子供も被害にあっている
でも私が夫を許し封印することで
それは免れるのかもしれない

明るい息子の笑顔が最近減ってしまった
その原因を作ったのはパパだけど
今はわたしのような気がする

このことで子供に嫌な思いをさせることは
もうできない

もう何も考えずに
パパを許そう

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ママは強くない

もう責めないと誓ったのに

もうあのことに触れないと心に決めたのに

また昨日責めてしまった...

パパの心がちょっとずつ私の方に向いてくれた

そう思うことが出来たから落ち着くことができたのに...

ミ○シィにパパは書いていた

「終わった恋だけど君を好きになってよかった」

好きになってよかったって..

ママにとっては震えるほど辛くて悲しい言葉なの

パパは責めたわたしを抱きしめることなく

面倒臭そうな顔でまた遠ざかってしまった

ママの心がボロボロだって

どうしてパパはわかってくれないの?

そして子供にも叱られた

もう強い母になるって約束したのに!と..

あなたにわかってって言っても

きっと理解できないのかもしれない

不倫相手を好きになってよかったと言われる

妻の気持ちなんて...

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約束

郵便が戻ってきた

あのとき迷わずポストに入れたのに

取り戻しが出来てよかったと

今は心からそう思っている

******

困った顔をしながら話す夫

でも..手紙を投函したことは知らない

義父から連絡が来るまで

知ることはないと思っていた

夫が何か言っている

でももう聞きたくない..

もう聞こえたくない..

心の中で聞こえない聞こえないと念じてしまう

どんなに念じても夫の声は聞こえてくる

閉じた目から涙があふれる

「ママ..鼻が赤いよ」

パパの言葉に目を閉じたまま

わたしは手で鼻を隠した

どうしてかパパが少しだけ笑った

何故だかわたしもちょとだけ笑ってしまった

それまで心配そうに側にしてくれた息子が

すーっと席を立った

私の頭にちょっとだけ手を触れて

自分の部屋に行ってしまった

あのときのパパとの話は

何だったのか覚えていない

ただ私の鼻のてっぺんが赤くなって

笑ったことしか覚えていない

もうひとつ...

「ママとずっと一緒にいるよ」の

約束をしたこと..

このときに手紙を出したことを後悔した

そしてそのことをすぐ夫に告げた

相手に手紙が届けられる前に

取り戻せてよかった

翌日、義父からメールが届いた

そこには何も知らない父の明るい言葉があった

心配させなくてよかった

戻ってきた手紙は捨てないけれど

めったに開けない大きな箱の一番下で

静かに眠っている

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戸惑いながら

一番苦しいときに手紙を書いた

実家の母宛ではなく義父に..

20年前に結婚したとき

何か困ったことがあったら相談においでと

言ってくれたことを思い出した

でも義父はもう高齢

だから悲しい思いはさせたくない

でも私は手紙を書いた

誰かに助けてほしくて..

そこには今回のこと全てが書かれてる

先日、夫の言葉に力つき

その手紙をポストへ..

迷いながら書いた手紙だったけど

このときは何の迷いもなかった

投函した私の力がす―っと抜けた

心が軽くなったのではなくて

もう終わった

そんな気持ちになった

張り詰めたものが無くなった

夫婦って数え切れないほどの思い出と

大切な約束をひとつひとつ守りながら

ずっと良い関係がつづくものと思っていた

でも結局この手紙はこの日

取り戻し請求で私のもとへ..

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信じたいのに

いつまで心が苦しいの?

苦しくて大好きな本が読めない

毎日ちょっとずつだけど

時間が空いたときに

本を読むのが楽しみだった

でも....読めない

活字を目で追っても

頭の中はパパのことでいっぱい

「もうしない」って言われても

本当かどうかわからない

「もうこりごり」って言われても

それは私のことかもしれない

何を言われても

私の心は もがいたまま

早く治してください パパ

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いけない選択

もう生きているのがつらい...

そう誰かに言えるとしたら

それは死にたいのではなく

生きたいと言うことなのでしょうか

パパにメールを送った

《子供のことをよろしくお願いします》

パパから《どういうこと?》って返事がきた

そのあとすぐに電話が鳴った

パパから...

でも切ってしまった

このとき私は夫に助けて欲しかったのだと思う

二度目のベルが鳴る...

夫の声が聞こえる

「もう大丈夫だから今日話しあおう」って...

自分のこころが悲鳴をあげていた

知らぬ間にビルの屋上へ...

もう一度子供に会いたい

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明日晴れるかな..

桑田佳佑の歌が好き

でも今は涙が止まらなくなる

明日晴れるかなの歌詞

朝、出勤途中に泣いてしまった

輝ける日は何処へ消えたの

明日もあてなき道をさ迷うなら

これ以上もとには戻れない...

*******

私たちは今までとは違う

短いメールも短い会話も

今はとても寂しくつらいものです

それまではそれが普通だったのに...

笑顔もどことなくぎこちなく

茶の間で緊張したまま座ってしまう

その糸が切れてしまうのが怖い

14日は何処へ行くの?

飲み会ってカレンダーに書いてあった

ドキドキして震えてくる

こんな想像に脅かされてまた泣いてしまう

一度でも思い切りぎゅっと抱きしめてほしい

わたしからお願いするのではなく

パパからぎゅっと...

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心が寒い

積み上げてきた大切な家庭を崩壊させないためにも

携帯電話は秘密にしてはいけない。

息子は「今度からいつでもパパの携帯を見るよ!」と断言した。

わたしも心の中で「ママも...」ってつぶやいた。

この日のことは夢だとしよう。

でも悪い夢でも得るものもあった。

子供の成長には感心させられた。

善悪の判断を全身で父親にぶつけてくれたことに助けられた。

そして真夜中だったけど、ひとりの人として家族として、

しっかり意見を言ってくれたこと、

そしてパパを許してくれたことも..

私だけでは無理だったと思う。

でも、夫のあきらめは簡単じゃなかった。

翌日 夫が朝食を食べていたとき、

少し離れたところに座ったわたしに向って言いました。

「離婚しなくていいからたまに会っていいかい?」

何だろうこれって..どうして抑えきれないのだろう?

前日の約束など忘れてしまったの?

次に夫は「向こうの人が好きだ」とまで言ってきた。

「パパと一緒にいてもママはきっと楽しくないよ」と...。

わたしは
「それでもいいよ」とうつむきました。

心が凍りつきそうだった。

再び悪夢に連れ戻されたような気がした。

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