家族

今の我が家

今までは

どんなに時間が無くても

パパは必ず電源を入れていた

自分のパソコン

でも、昨日はまったく触らず..

.

約束、ちゃんと守ってくれてる

携帯も 帰宅してから

いつもの場所に置いたまま

触ることもなかった

.

キムタクのドラマを

みんなで観ているうちに

息子がいつの間にか眠ってしまった

すやすやと...

.

思えば..

ちょうど一週間前のこの時間

私は我慢の限界を感じていた

.

そこには

昼間、夫の日記を覗き

何処までも落ち込んだ私がいた

.

夫の夕食どきに

黙っていられず

そのことを問いただした

.

目線も合わせず

あくまでもしらを切る夫に

最後の力を振り絞って

思ったこと全てを

泣きながら 半分狂いながら

声を詰まらせ

精一杯伝えた日だった

.

息子の寝顔がやわらかい

夫のテレビを観ている横顔が優しい

それを眺めている自分が

以前よりも

ずっとずっと穏やかになった

.

あってはならない出来事だった

でも、それはそれとして

それぞれが少しずつ変ったことは

我が家の立派な成長だとしたい

.

戻りたい..

そして今、戻れた

この出来事は

ひとりひとりの心の中で

小さく灯ったまま

生きていくのかもしれない

.

でも、傷としてではなく

人を思いやるための

心の教科書の一頁として

残していてもいいのかもしれない

.

声を出して読むものではなく

心の中で読む

我が家だけの教科書

.

.

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今のわたし

まだ、ドキッとしてしまうことがある

夫の携帯が鳴ったとき..

まだ、シュンとしてしまうときがある

夫が友達と会う約束をしたとき..

.

昨日、夫がその携帯の相手と

「お風呂に行くことになったよ」と

私に言った

瞬間、私は落ち込んでしまった..

その姿を見て夫が息子の部屋へ行き

「一緒に行こう!」って誘ってた

でも、息子は

「行かないよ」って断った

わたし、何故か涙が出てしまった

.

まだこんなことでも

ママは落ち込むんだ

と驚いた息子が

「ボクやっぱり行くわ!」

と、母を気づかってくれた

.

まだまだこんなことで

落ち込んでしまいます

でも、不安な波の間隔は

きっと徐々に

広がってくれると思います

.

夫が街に出かけました

せっかく誘ってくれたのに

お洗濯中だったことから

「パパひとりで行って来て!」

そう言ったのは私なのに

行かれてしまうと

急に不安になってしまいました

.

帰って来た夫は

真っ直ぐ私のところに来て

抱きしめてくれました

.

言葉が無くたって

こんなことで

私は、ほっとするのです

.

わがままかもしれませんが

しばらく 痛めた心は

普通の生活に

少し思いやりを加えて貰い

こちらも

優しい心で

家族を大切に思う

それを決して忘れない..

.

あの出来事がきっかけで

家族みんなが変りました

辛い記憶も

今は不思議と薄らいでいます

.

ほんの少し

心の角度を変える..

そんなところに

大切な何かが

あるような気がします

.

素直な心..

これも もう二度と忘れません

.

.

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またひとつに..

あれから夫は以前に戻った

帰宅して携帯に触ることもなく

パソコンを覗くとき

「野球の結果はどうなったかな?」

と、ひとこと言いながら覗くだけで

後は電源を切ってしまう

.

子供の部屋にそーっと行き

オナラを置いて逃げてくる

そこで子供に(;`O´)oコラー!って叱られる

そんなあの日が戻ってきた

.

昨日、夫のお母さんから電話がきた

ラベンダーの香りステックが届いたよって..

.

何気ない絵葉書でも

ほんのひと言の電話でも

いつも喜んでくれる夫の両親

100万円貰ったくらい

このラベンダーが嬉しかったと

受話器の向こうで声を弾ませていた

.

いろいろあったけど

我が家はもう大丈夫だよ

.

声にすることなく

私は心のなかでつぶやいた

.

夕方子供が帰ってきてこう言った

.

昨日パパを好きだって言ったのね

実は本心じゃないんだよ

あの時そう言わないなんてKYでしょ..

.

(´_ゝ`)ふっ..やっぱり若者ね..

.

知ってるよママ

でも本当はパパを好きだってこと!

だって、あの後

自分の部屋で体を弾ませながら

にやけていたのを見たもの

.

考えてみると

夫も子供も照れ屋だった

パパはオナラで誤魔化し

子供は好きという言葉を

笑いながら否定したがる

そんな二人が笑顔でいてくれるのなら

ママは美味しいお料理を

毎日作ってあげる

.

不倫発覚してから4ヶ月半..

すごく長かったように思える

でも..

ぬけられないトンネルは

無いんだって思った

.

またトンネルに入ることがあっても

今よりもかなり上手に

抜けられるような気がする

.

でも...出来ればずっと青空の下で..

.

.

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疲れたけど

特定の人しか読むことが出来ない

夫のミク○ィの設定

でも夫のパソコンから入ると

それを読むことができる

その内容に何処までも落ち込んだ

.

彼女と行ったお店

彼女と食べたもの

彼女とドライブして見た風景..

.

私の心がまた壊れていった

知らないほうがどんなにしあわせだったか..

見なければよかったと後悔した

.

夫のマイ○クさんは

夫が既婚者であることを知っている

そして私や子供と面識のある人もいる

その中でこの内容を読んだ人は

不倫していることを知り

私たちの生活も見えてしまう

.

パパに言わずにいよう

見たこと..

.

夫が帰ってきて

私の暗い表情から

また何かあったのかも..

って感じていた

.

子供がお風呂に入ったとき

抑えていた心の中が

一気に出てしまい

日記の内容を問いただした

そしてミク○ィを読んだことも..

.

でも夫はそれを認めることなく

全てウソの内容だと否定した

.

ウソの内容..

それが全て作られたものというなら

それまでしてミク○ィを続ける必要があるの?

逃れることだけ考える夫に

私の怒りは頂点へ上った

.

もう我慢の限界!

反省するなら許せても

無きものにしようとする心が許せなかった

.

私は夫の親に電話を掛けようと

受話器を外した

それを夫は慌てて止め

私に頭を下げた

.

気がつけば

子供はお風呂から上がっていた

今日の話し合いは

ボクの出る幕ではないと悟ったようで

自分の部屋に入っていった

.

食事途中の夫の手も止まり

「もう懲りました」と俯いた

親にだけは言わないでくれ

親に心配だけはさせたくないんだ

.

矛盾している夫だけど

背を丸くして俯く夫の横顔を見て

不思議と私は冷静になった

.

憎むのは本当に疲れた

もう十分私は夫を懲らしめた

.

これからは以前のように

家族と旅行に行くと約束してくれた

携帯のメールもパソコンも程ほどにし

ミク○ィはママがいつでも見られるようにする

もう二度と間違ったことはしないと

改めて頭を下げた

.

聞き耳を立てていた子供が

良いタイミングでやってきたから

そこで私は聞いてみた

「パパのこと好き?」って

子供は少し恥ずかしそうに

「好きだよ!」って答えてくれた

.

パパ、テーブルにおでこをつけて

泣いてしまった

.

きっともう大丈夫

昨日はそう思えた夜だった

.

.

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恋愛依存症

何かに依存することはあっても

こんな依存があるなんて...

.

今まで足を踏み入れたことのない

踏み入れることが出来なかった

『不倫を楽しんでいる女性のブログ』

そこは何気にクリックした場所でした

すぐ目に飛び込んできたのが

『恋愛依存症』という言葉

.

不倫を恋愛日記として

堂々と書かれてある部屋

.

男には妻と娘がひとり

その家庭を壊すことしか考えない女

.

付き合って半年

女は男に離婚を迫る

男は、その気になり

妻に離婚を切り出す

でも、娘のことだけが気がかりだから

少し時間がほしいと女に言う

.

私はあなたといつでも会いたい

なのに会えなくて辛いの..

.

甘い囁きに 男が考え くだした結果

妻と別れることになったよと

女に告げにきた

でも、その女、

何故か喜べなかったと

この言葉を心から待っていたはずなのに

ちっとも嬉しくない自分に驚いたって..

.

最近の日記に...

しばらく更新していなくてごめんなさい

私は今、病院に通っています

そこは心療内科です

.

女はただ愛されていたかったと

結婚など望んでいなかったと

男が全てを捨てて来たときに

初めて自分は恋愛依存症だと知りましたって..

だから私..愛されているだけでいいの..

.

私の開いた口がふさがりません

.

大切な家庭が壊れるって

どういうことかわかりますか?

妻と子が頼りにしていた大きな手を失うって

どういうことかわかりますか?

.

今、馬鹿な男は

本当に大切なものを失ったことに気づきます

それは 恋愛依存症の女ではなく

妻と子の居る家庭です

でもね、離婚を決めた妻の心は決して戻らない

『離婚』

こんなに辛くて冷たい言葉は

ないと思います

しなくても するかもしれなかったと思うだけで

心に消えない傷として残る言葉だから..

.

馬鹿な男のくだらない決断に

大切なわが子をも苦しめた

これって気づいたときにはもう遅いんですよ

.

たったひとつの宝物

それが家族だとわたしは思うのです

その宝物

一度離すと二度と戻っては来ないのに..

.

.

.

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尊いもの

あの時

ネットで『不倫』と検索

同じ経験をした人が

どうやって解決しているのか知りたかった

別れ方を知りたかったんじゃない

別れたくなから

許す方法を知りたくて

苦しい期間がどれだけ続くのか

みんなはどうやって忘れられたのか

それが知りたかった

永遠に続くのであれば

生きていく自信が無いって思ってた

.

苦しかった

でも、他の誰にも言えなかった

.

ここにブログを立ち上げたのは

夫の不倫が発覚してから半月たった頃

頭も心もパンクしそうだった

言葉に出来ない分

自分の体の中に

苦しみが蓄積していくのを感じた

.

穴の中に『王様の耳は』と叫んだ少年と同じく

誰かに言う代わりにここへ...

今、少しずつ落ち着いてきている

綴ることで

自分で自分に問う余裕もできた

そしてそのことにコメントしてくれる人もいる

同じ経験をした人たちの言葉も

私にとって大切な声となっている

.

金曜の夜

息子が私に手渡してくれた本

『その時まで サヨナラ』

夫と妻と4歳の息子

妻は息子を連れ 家を出て一ヶ月が過ぎた

仕事があれば生きていける夫

仕事のパートナーを不倫相手に

まったく家庭を振り返らない

勝手に出て行った妻が悪いと

自分から何の連絡もせず

部屋の掃除に不倫相手を入れる夫

.

実家へ帰った妻は考えていた

子供のためにもう一度夫とやっていこうと

その方法を探していた

そしてそれを見つけた

子供の手を引いて

その場所へ向かう途中

列車事故に巻き込まれ

妻はこの世を去った

4歳の息子の命を全身で守りながら..

.

同じ列車で知り合った霊能者(女性)に

行き先が同じだったことから

妻はそのことを打ち明けていた

事故に遭い記憶が遠のいたとき

霊能者から

あなたに遣り残したことがあるのなら

私の体を使いなさい

自分の目的が果たせたら

心の中で私に伝えなさいと..

.

妻の遣り残したこと

.

三人での生活はもう出来ない

でも 夫と息子は家族だから

一緒に暮らさなくてはいけないし

この子に代わりの父はいない

それを夫にわかってもらいたかった

.

命は無くても妻の想いがあった

妻の親友と偽り 

夫と子供に何かあったらその時は

って頼まれたからと..

家庭に入り込んだおせっかい家政婦として

夫に家庭の全てを教え込んでいく

何も知らずに他人の女に苛立つ夫が

子供と接していくほどに変わっていく

最後にその女性が妻であると知ったとき

別れる日がきた

.

妻の遣るべきこと

それは家族とは尊いものと

夫に伝えることだった

.

読み始めて 

その夫に怒りを感じ

不倫相手を憎いと思った

以前だったらひとごとだったけど

今は違う

.

時間も遅いので

本に栞を挟んで布団に入った

でも家族がどうなってしまうのか気になって

真夜中にそーっと起きて一気に読んだ

涙がぼろぼろこぼれた

.

夫婦喧嘩しているときって

お互いの心の中が見えない

知らない 知りたくもない

どうでもいいって思ってしまうことがある

相手の言い分は認めたくなくて

自分が正しいと思ってしまう

だからいつまでたっても仲直りできない

.

だけど本当は違う

相手の心の中が知りたいし

また仲良く暮らしていきたいと思っている

でもそれが言えない

心の中に

「だって私が悪いわけじゃないんだから...」

この気持ちがずっとあるから

思ってなくても

別れる?なんて言ったりする

でも...意地を張っているときっと後悔する

.

生きているから自分の気持ちも伝えられるし

生きているから一緒に暮らしていける

『その時まで サヨナラ』は

また私に大切なことを気づかせてくれた

.

素直な気持ちで

背中にそっと寄り添うと

いつかきっと相手もこっちを向いてくれる

本当は向き合いたいって思っているから

.

.

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夫の実家へ

遠くの山が一望できる広い景色を眺めながら

高速で2時間走ったところに夫の実家がある

あのことがあってから初めて訪ねた

.

手にはいつものお花屋さんで見つけた赤い紫陽花

この花をみたときベルナール・カトランを思い出した

.

元気になれる花

これを買うと元気になれるような気がした

これを母の日にプレゼントしよう

.

久しぶりだった

両親は笑顔で迎えてくれた

お花を手渡したとき

母はとても喜んでくれた

紫陽花が欲しかったと

こんな可愛い紫陽花があったなんてと

しばらく眺めていた

.

夫の母はとても可愛い人

そして夫の父も心底優しい人

.

手紙を出さなくてよかった

心配させなくてよかったと

改めて思った

.

帰りの車の中で

これからはもっと会いに行こうねと私が言うと

夫も息子も笑顔で頷いた

.

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こうありたい

子供に「オレはオマエの父親だ!」

と、真正面から言えますか?

子供を理解し 愛し 

命をかけて守る約束が出来ますか?

父親とは そういうものだと思います

.

母親は そんな父と子の姿を

やさしく見守り 

美味しいお料理を作って

家族の健康を管理するのです

.

子供はそんな環境で育つと

相手を思いやる

たくましい人に育ちます

そして成人して結婚したときに

父と母と同じ思いで家庭を築いていくはず

それだけ親の役割は

とても大切なことだと思います

.

たまに羽目を外したっていいのです

いつもそんな立派じゃなくてもいい

弱い部分を見せてもいい

酔ってお酒臭くたって

辛くて涙を見せたって

いつでもその気持ちを忘れなければ

子供は真っ直ぐ育つのです

.

心がちゃんと家族に向かってさえいれば

離れていたって大丈夫

いつか巣立っていく子供の帰る家が

「ここにあるよ」って言えること

.

もっと大切にしよう 

家庭と家族

.

.

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離婚

独身のころから

私のなかに離婚という言葉はなかった

離婚するくらいなら結婚しないと思っていた

まだ結婚がどんなものかわからなくても

離婚は苦しいものだと思っていた

.

ある人が不倫をしていた

彼女は優しい夫と

小学校に通う二人の娘との四人暮らし

小さな町でしあわせな生活

でも、そのしあわせな中から

何故かちょっとだけ横にはみ出した

彼女はそれくらいの気持ちだったという

.

いつもよりちょっとだけ綺麗な装いで

いつもよりちょっとだけそわそわしている妻に

夫はちゃんと気付いていた

.

ある日、夫は妻の後を付けた

目の前に自分の妻が

見知らぬ男と手を繋いでいた

.

ぼろぼろに崩れていった

それは夫婦間だけではなく

娘たちの母に対する信頼も一瞬にして消えてしまった

.

話し合いなど受け入れられない夫と

ひたすら謝り泣き崩れる妻

子供達は泣きながら父の背中に隠れた

.

二人は間もなく離婚した

彼女は小さな手荷物ひとつで町を離れた

.

夫と私もなかなか元に戻れない

息子は父にまだ笑顔を見せない

小さな空間にまとまらない家族が暮らしている

この春、高二になった息子は

この場所から離れた大学を希望した

ひたすら勉強している息子の姿が

この場所から離れるためのような気がしてならない

.

ほんの少し

たった一度

その気持ちが

のちに家族を苦しめることになる

それが...不倫

.

.

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確認

今朝出かける夫に抱きついて言った

離れるなんて変

別れるなんて変だよ

家族だからずっとずっと一緒に居るんだよ

だからもう言わないでね

.

あの時しっかりと約束したけど

夫の外出時に

まだ私は不安になる

だからどうしても確認したくなる

.

夫は優しく微笑んだ

うん、わかってる

もう離れないよ

.

家族が出来る分

人は強くなれると思っていた

でも、一歩間違えば

とても弱くもろいもの

.

もう一度パパにお願い!

家族を裏切ることだけは

二度としてはいけないよ

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子供のこころ

言いたいことを言い合う

父と子が今まで笑顔でしてきたこと

冗談は冗談として受け入れるにも

それは信頼があったから..

.

父は今までと同じように家族に接している

だから冗談も言う

でも、子供はそれを受け入れない

その表情をみて

父は言いたいことがなかなか言えない

言うと子供に叱られる

.

父と向き合う子供の表情が

以前のような柔らかな笑顔に戻らない

父はもう深く反省をし

それなりの努力をしていると思う

でも子供の父を見る目がまだまだ険しい

.

子供の心の中で

大きく膨らんでしまった部分を

痛々しくそっと見つめるわたしに

子供が近づいた

.

ママ..僕は大丈夫だよ

.

子供は知っている

昔のように仲良くしなくてはいけないってこと

そして今、

その方法を自分なりに探している

________________________________________________________

*日曜日、父が桜を見に誘ってくれた

でも子供は父と遠く離れて歩いていた

どよんとした曇り空がとても寂しく感じた

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話し合い

3時間...

夫が仕事から帰って来たのが夜の8時なので

11時頃まで続いた

夫の正面に私が座る

16歳の息子は

夫と私の顔がよく見えるところに座った

子供に隠すことはもう何もない

これから大人になっていくのだから

こういうことも知っておく

良いチャンスかもしれない

..

私は両親を理想の夫婦としてきた

その姿を同じくたどって過ごしてきた

何も疑わず

何の不安も覚えず..

でも、今回のことで

それが一瞬にして崩れてしまった

..

子供は仲の良かった親の姿を見て育った

でも、その崩れるときも知っている

.

こういう夫婦がいて

こうやって解決をしていく

それを息子にも知ってほしかった

そのためには

包み隠さず話をする必要があった

.

16歳

まだ子供だと思っていた

でも、一番冷静な判断をしてくれたのは

この16歳だった

.

先日、私が夫に

「これからは私にもっと優しくすること!」

と言ったことを息子は聞いていた

後で父が居ないときにこう言った

「優しさは要求するものではないよ」

「ママは嘘の優しさでも嬉しいのかい?」

.

嘘の優しさ

嘘でもいいから..

もう二度と嘘はつかないで!って

夫に言った私の矛盾さを

子供は指摘してくれた

.

誤魔化すこと

隠すこと

これはもうやめようって夫に言った

.

話し合いの最後に

夫の携帯電話のメールを

私のパソコンに保存することを許可してくれた

誤魔化すことも隠すことももうしないという

夫の気持ちを私は受け止めた

.

今朝、ぎっくり腰の私を気遣いながら

夫は優しく抱きしめてくれた

このとき子供は出かけたあとだった

.

今日で7回目の茜さんの記事

ここに掲載されるのはこの回で最後です

末期がんと闘いながらも 自分を失わず

家族を愛し 誰かの為にと自分に出来ることを

精一杯発信している

茜さんのお兄さんの言葉に

「人は迷いながら生きている…」

この言葉を聞き、私は大きく頷きました。

ありがとう茜さん 

私も茜さんの奇跡を信じています。

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今思う

夫の不倫を最初に子供が知り

そのことを子供から聞かされた私

息も止まるほどショックだった

そのことと、子供が知ってしまったこと

..

でも、今、心から思う

誰にも相談しなくてよかったと..

..

一度も怒ったことの無い父と

勉強しないとすぐ怒る母

子に接する親の役割は

いつの間にかこうなっていた

父は子を叱らない

でも、子供は

悪いときに叱ってくれるのが

親の愛だと知っている

叱って抱きしめて

褒めて抱きしめる

何があっても親は子供を一番に考える

それが本当の親の姿と思っている

..

今回のことで

子供は父に不信感を抱いた

でもそれをくちに出さない

ただひと言

「二度とするな!次は許さない」

..

今は父と普通に会話をしてくれる

このことを家族の中だけで話し合ったから

今、こうしていられると思う

人に打ち明けることが良いとは思わない

今は本当にそう思う

____________________________________________________________

これほど心が落ち着いたのも

茜さんという存在を知ったから

茜さん頑張って!

【4月17日 北海道新聞 夕刊】

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